家訓を綴る連作
書道家・コーチ 髙田(高田)悦子が三代目の社長様からのご依頼で、ご自宅の仏間・床の間・客室に掲げる家訓を揮毫した連作です。空間ごとに呼吸を変え、暮らしに寄り添う佇まいを目指しました。
ご依頼背景
代々受け継いできた家訓を、日常の視界に穏やかに溶け込ませたいとの想いからスタート。ご家族ごとに大切にしたい言葉をヒアリングし、空間の光量と家具構成を踏まえたご提案を行いました。
制作アプローチ
仏間は静謐さを重視し、墨を淡く滲ませた呼吸感を設計。床の間は芯のある筆致で力強さを、客室は柔らかな余白で安らぎを表現しました。紙と額装は空間の色温度に合わせて選定しています。
連作ギャラリー
各空間にふさわしいトーンを探り、素材と表装を組み合わせた一連の作品です。